キニジン硫酸塩水和物

薬効分類:抗不整脈薬Na+チャネルブロック、タイプIa)

出題例

不整脈 硫酸キニジンは、QT間隔延長しないする可能性がある。
薬剤師国家試験 90 131

その他

DSU200

禁忌 一部改訂
アミオダロン塩酸塩(注射)、バルデナフィル塩酸塩水和物、トレミフェンクエン酸塩、キヌプリスチン・ダルホプリスチン、ボリコナゾール、サキナビルメシル酸塩、ネルフィナビルメシル酸塩、リトナビルモキシフロキサシン塩酸塩、イトラコナゾールフルコナゾール、ホスフルコナゾール、ミコナゾール、メフロキン塩酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)

相互作用 併用禁忌 追記

薬剤臨床症状・措置方法機序・危険因子
アミオダロン塩酸塩(注射)併用によりTorsade de pointesを起こすことがある。機序・危険因子:併用によりQT延長作用が相加的に増加することがある。
トレミフェンクエン酸塩QT延長を増強し、心室性頻拍(Torsade de pointesを含む)等を起こすおそれがある。本剤はQT間隔を延長させるおそれがあるため。
サキナビルメシル酸塩本剤の血中濃度が増加し、重篤又は生命に危険を及ぼすような心血管系の副作用(QT延長等)を起こすおそれがある。チトクロームP450(CYP3A4)に対する競合による。
フルコナゾール、ホスフルコナゾール本剤の血中濃度が上昇することにより、QT延長、Torsade de pointesを発現するおそれがある。左記薬剤は本剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用により本剤の血中濃度が上昇することがある。
メフロキン塩酸塩急性脳症候群、暗赤色尿、呼吸困難、貧血、溶血。併用投与により心臓に対して累積的に毒性を与える可能性がある。

併用注意 追記
「トラマドール塩酸塩〔臨床症状・措置方法:相互に作用が増強するおそれがある。 機序・危険因子:機序不明〕」
「デュロキセチン塩酸塩〔臨床症状・措置方法:左記薬剤の血中濃度が上昇することがあるので、左記薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。 機序・危険因子:本剤のCYP2D6阻害作用により、左記薬剤の血中濃度が上昇することがある。〕」
「ボピンドロールマロン酸塩〔臨床症状・措置方法:過度の心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。 機序・危険因子:共に心機能抑制作用を有するため。〕〔臨床症状・措置方法:左記薬剤の血漿中濃度を上昇させるおそれがある。 機序・危険因子:本剤のCYP2D6阻害作用により、左記薬剤の代謝が遅延する。〕」
ロペラミド塩酸塩〔臨床症状・措置方法:左記薬剤の血中濃度が上昇することがある。 機序・危険因子:機序不明〕」
「三酸化ヒ素〔臨床症状・措置方法:QT延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)を起こすおそれがある。 機序・危険因子:左記薬剤及び本剤はいずれもQT延長あるいは心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)を起こすことがある。〕」
スニチニブリンゴ酸塩〔臨床症状・措置方法:QT間隔延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 機序・危険因子:左記薬剤及び本剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある。〕」
ダサチニブ水和物〔臨床症状・措置方法:QT間隔延長作用を増強する可能性がある。 機序・危険因子:左記薬剤及び本剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強する可能性がある。〕」
「ラパチニブトシル酸塩水和物〔臨床症状・措置方法:左記薬剤の血中濃度や分布に影響を与える可能性がある。 機序・危険因子:左記薬剤はP-糖タンパク質の基質であることが示されている。〕〔臨床症状・措置方法:QT間隔延長を起こす又は悪化させるおそれがある。 機序・危険因子:左記薬剤及び本剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあり、併用により作用が増強する可能性がある。〕」
「塩酸シプロフロキサシン〔臨床症状・措置方法:左記薬剤を併用した場合、相加的なQT延長がみられるおそれがある。 機序・危険因子:機序不明〕」
「メシル酸ガレノキサシン水和物〔臨床症状・措置方法:QT延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)があらわれるおそれがある。 機序・危険因子:本剤の単独投与で、QT延長作用がみられている。〕」
「エトラビリン〔臨床症状・措置方法:本剤の血中濃度が低下する可能性があるため、注意して投与すること。 機序・危険因子:左記薬剤のCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が促進される。〕」
「ダルナビルエタノール付加物〔臨床症状・措置方法:本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。 機序・危険因子:左記薬剤及びリトナビルのCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。〕」
「ホスアンプレナビルカルシウム水和物〔臨床症状・措置方法:本剤の血中濃度が上昇する可能性があるので、血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい。 機序・危険因子:アンプレナビルと本剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害される。〕」



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Last-modified: 2011-11-22 (火) 11:16:32 (2792d)