ダサチニブ水和物

商品名:スプリセル錠20、錠50(ブリストル)

薬効分類:抗悪性腫瘍薬チロシンキナーゼ阻害薬

適応 :慢性骨髄性白血病CML)、再発または難治性フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病ALL

作用機序:特定の蛋白チロシンキナーゼのキナーゼドメインにあるATP結合部位においてATPと競合する。Bcr-ablのみならずSRCファミリーキナーゼ(SRC,LCK,YES,FYN),c-KIT,EPH(エフリン)A2受容体及びPDGF(血小板由来増殖因子)β受容体を阻害する(IC50=0.2〜28nM)。

その他

DSU204(2011年11月)

重大な副作用 追記
肺動脈性肺高血圧症肺動脈高血圧があらわれることがあり、本剤を長期にわたり投与した際に発現した例も報告されている。観察を十分に行い、呼吸困難胸痛等の症状があらわれた場合には投与を中止するとともに、他の病因胸水肺水腫等)との鑑別診断を実施した上で、適切な処置を行うこと

DSU201

「染色体検査又は遺伝子検査により慢性骨髄性白血病と診断された患者に使用すること。」

血液系の副作用と投与量調節の基準〜 投与量調節; ・・・3回目の発現時は、初発の慢性期CML患者では1日1回50mgで治療を再開し、イマチニブに効果不十分又は忍容性のない慢性期CML患者では投与を中止する。

慎重投与 追記
「心疾患の既往歴又は危険因子を有する患者〔心臓副作用急性心不全うっ血性心不全心筋症、拡張機能障害、駆出率低下、左室機能不全及び致死的な心筋梗塞等)が発現するおそれがある。〕」

相互作用 併用注意
ヒスタミンH2受容体遮断薬ファモチジン等)、プロトンポンプ阻害薬オメプラゾール等)〔臨床症状・措置方法:H2受容体拮抗剤又はプロトンポンプ阻害剤との併用は推奨されない。ファモチジン投与10時間後に本剤を投与したときの本剤のCmax及びAUCはそれぞれ63%及び61%低下し、オメプラゾールを4日間投与し、最終投与22時間後に本剤を投与したときの本剤のCmax及びAUCはそれぞれ42%及び43%低下した。本剤投与中は、これらの薬剤に替えて制酸剤の投与を考慮すること。 機序・危険因子:本剤の吸収が抑制され、血中濃度が低下する可能性がある。〕」



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Last-modified: 2011-11-21 (月) 14:37:43 (2827d)