血清尿酸値7.0mg/dL以上。
健常人では、プリン体から産生された尿酸は、約21/3が糞中に、約12/3が尿中に排泄される。
高尿酸血症は、骨髄増殖疾患群の患者においても認められる。
痛風発作治療の第一選択薬は、塩酸チアラミド酸性NSAIDである。
尿酸排泄促進薬使用時には、尿のpHをアルカリ性に維持する必要がある。
プロベネシドは、ペニシリンなどアニオン性薬物の尿中排泄を阻害する。
(薬剤師国家試験 87 202)
フロセミドは高尿酸血症を引き起こすことがある。
(薬剤師国家試験 88 136)
病態出題例(薬剤師国家試験 88 193)
コルヒチンは、局所組織への白血球や好中球の遊走を促進抑制させることにより痛風発作を抑制する。
アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼを阻害することにより尿酸生成を抑制する。
ベンズブロマロンは、腎尿細管における尿酸の分泌及び再吸収を阻害して、尿酸の排泄を促進する。
プロベネシドは、尿酸の再吸収を阻害することにより尿酸排泄を促進する。
(薬剤師国家試験 90 143)