c

(平成22年2月13日 16時00分~17時00分)

1 我が国の自殺について正しいのはどれか。

a 女性に多い。

b 独居者に多い。

c 手段として総頸が最も多い。

d 自殺率は九州地方が最も高い。

e 自殺者数は年間5万人を超えている。


2 うつ病可能性高いのはどれか。

a 「試験の前夜は心配で眠れません」

b 「3、 4時間しか眠りませんが大丈夫です」

c 「息が苦しくて何度も目が覚めてしまいます」

d 「前に経験した事故の夢を繰り返し見て眠れません」 ,

e 「朝方3時、 4時から目が覚めてその後一向に寝つけません」


3 血液ガス分析用の動脈血採取についての写真(別冊No. 1~)を別に示す。 正しく行われているのはどれか。

a b c d e


4 2か月の乳児の活動性低下の評価有用なのはどれか。

a 体温 b 呼吸 c 顔貌 d 皮膚 e 泣き声


5 手指の切創の維合前に確認すべき項目重要でないのはどれか。

a いつ受傷したか。

b いつ食事をしたか。

c アレルギー歴はあるか。

d 常用しているは何か。

e 運動機能は保たれているか。


6 診療所開設の届出先はどれか。

a 法務局 b 保健所 c 町役場 d 地区医師会 e 臨床研修指定病院


7 点状出血斑が見られるのはどれか。

a 血友病A

b ビタミンK欠乏症

c 抗リン脂質症候群

d 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

e 循環抗凝固因子による出血傾向


8 婦人科診察時の双合診で正しいのはどれか。

a J控鏡診の前に行う。

b 膀胱を充満して行う。

c 正常卵巣は薄卵大に触れる。

d 正常子宮は手拳大に触れる。

e 内診指と腹壁上の外診手とで触診する。


9 臨床研究コーディネーター(治験コーディネーター)からの説明として適切なのはどれか。

a 家族を交えず本人のみに説明する。

b 主治医希望に沿って説明を進める。

c 費用負担については説明しない。

d 被験者が守るべき事項について説明する。

e 発生可能性が低い有害事象については説明しない。


10 加齢性白内障に対する眼内レンズ挿入を伴う手術治療で正しいのはどれか。

a 高齢者では全身麻酔下で行うことが望ましい。

b 水晶体超音波乳化吸引術が主に行われる。

c 糖尿病合併する場合は眼内レンズ挿入の適応がない。

d 術後約1か月は抗菌薬内服必要である。

e 眼内レンズは定期的に入れ替える必要がある。


11 重症心身障害児で頻度が高いのはどれか。

a 食道アカラシア

b 胃食道逆流症

c 胃潰瘍

d 蛋白漏出性胃腸症

e 過敏性腸症候群


12 腹部で限局性の膨隆を示すのはどれか。

a 肥満 b 腹水 c 鼓腸 d ベルニア e イレウス


13 高齢男性で尿閉をきたす可能性があるのはどれか。

a β遮断薬 b 抗コリン薬 c カルシウム拮抗薬 d スルホニル尿素薬 e サイアザイド系利尿薬


14 疾患とその俗称の組合せで正しいのはどれか。

a b C d e

褥瘡 ---- とこずれ

食中毒 ---- 湯あたり

蛇咬症 ---- こむら返り(こぶら返り)

寄生虫症 ---- たむし

ビタミンC欠乏症 ---- 鳥目


15 業務独占が認められているのはどれか。

a 医師 b 保健師 c 社会福祉士 d 介護福祉士 e 理学療法士


16 新聞報道を以下に示す。

厚生労働省は平成19年2月2日、廃院されたA病院の元院長、B医師(49) の保険医登録を取り消した。 同省によると、 B医師は平成17年11月末までの約5年間に、 実際には入院必要がない腰痛外傷病院職員入院したように偽るなどし、 診療報酬計約500万円を不正に請求し、受給した。

処分にあたって最も問題とされたのはどれか。

a 医師としての責務

b 医師の社会的責任

c 法の順守

d 情報開示

e 患者の意向の尊重


17 52歳の女性くも膜下出血による意識障害ICU入院中である。 担当看護師が静脈ラインから薬剤を注入しようとして、 シリンジを経鼻胃管に接続した。 誤りにすぐに気付き、 注入する前にシリンジを取り外した。 その後の対応として適切なのはどれか。

a 特に何もしない。

b 医療費を免除する。

c マスコミに公表する。

d 家族を呼んで謝罪する。

e インシデントとして報告する。


18 50歳の男性定期健康診断のため会社の医務室で産業医の診察を受けた。 かかりつけ医から、 1日1回、朝食後に服用する降圧薬処方されている。しかし残業帰宅が遅く、 起床時間も遅いために朝食をとる習慣がなく、 服薬しない日が多い。 診察時の血圧170/100 mmHg。

この患者の服薬状況を改善させるための発言として最も適切なのはどれか。

a 「残業を減らすよう会社側へ指示します」

b 「このままでは脳血管や心臓発作を起こします」

c 「頭痛めまいを感じるときは必ず飲んでください」

d 「毎日医務室に来て血圧を測り、 血圧が高いときには必ず飲んでください」

e 「毎日規則的に服薬できる時間に変更可能かどうか、 かかりつけ医に尋ねてください」


19 28歳の女性。 月経周期は30~35日型。最終月経は平成21年12月18日から5日間で、 2月5日に無月経主訴来院した。 経膣超音波検査で子宮内に胎襲(GS)を認めるが、 胎芽は認めない。

説明として適切でないのはどれか。 .

a 「流産の可能性があります」

b 「出血腹痛注意しましょう」

c 「入院して絶対安静が必要です」

d 「分娩予定日は次回決定しましょう」

e 「1週間後にもう一度検査しましょう j


20 人が倒れているとの通報で救急隊が出動した。 救急隊の報告では、 患者は60歳代の男性で、 目立った外傷はなく、 救急隊の到着時には既に心肺停止状態であった。 救急救命士がバッグバルブマスクによる換気と胸骨圧追とを行いながら搬入した。 救急外来で気管挿管を行った。 腹部膨満していたため胃管を挿入したが、 末梢静脈路を確保できなかった。心電図上心静止状態のため、アドレナリン投与必要と考えられた。

アドレナリン投与経路として最も適切なのはどれか。

a 皮下注射 b 筋肉注射 c 気管内投与 d 胃管内投与 e 心腔内投与


21 42歳の男性発作性呼吸困難主訴来院した。 6か月前から朝になると胸苦しさを時々自覚していた。 3か月前に息苦しさが生じ横になるとより苦しくなったため時間外の外来受診した。 両側全肺野にwheezesを聴取し、 点滴とβ2刺激薬の吸入とを行うと改善した。 病院から家に戻ると症状は全くなくなっていた。 毎日ではないが週に1回以上同じ発作を繰り返すので、 何か治療をしてもらいたいという。 来院時に自覚症状はない。 既往歴とアレルギー歴とに特記すべきことはない。 心音と呼吸音とに異常を認めない。 尿血液および胸部エックス線写真に異常を認めない。 対応で最も適切なのはどれか。

a 入院

b 発作時のみの外来受診

c β2刺激薬の吸入による自己管理

d 外来での点滴と β2刺激薬の吸入

e 副腎皮質ステロイド吸入薬による長期管理


22 28歳の女性。 1回経妊、 1回経産。激しい下腹部痛と少量の性器出血とを主訴来院した。月経発来が2週間遅れている。脈拍100/分、整。血圧80/46 mmHg。 妊娠反応は陽性であった。 経膣超音波検査で子宮腔内に胎芽を認めず、付属器領域に胎嚢(GS),を認める。 Douglas窩に大量液体貯留を認める。 対応としてまず行うのはどれか。

a 輸液 b 腹部CT c 骨盤部MRI d 子宮卵管造影 e 2週後の来院指示


23 71歳の女性心窩部痛嘔気とを主訴に伴われて来院した。心窩部は半年前から時々出現し、 その都度、 市販の胃薬を服用して対処してきた。 今朝から嘔気と冷汗とが加わった。 既往歴に変形性膝関節症があり、 市販鎮痛薬服用している。 緊急性を示唆する病歴情報はどれか。

a 嘔気 b 冷汗 c 心窩部痛 d 変形性膝関節症 e 複数の市販薬の服用


24 73歳の男性。 突然の意識消失のため搬入された。 60歳時から毎年健康診断高血圧指摘されていたが、 医療機関受診していなかった。 意識レベルは JCSm-300。脈拍64/分、整。血圧210/130mmHg。除脳硬直、左方向への共同偏視および左瞳孔散大がみられた。 最も考えられるのはどれか。

a 脳出血 b 脳梗塞 c 低酸素血症 d 糖尿病性昏睡 e 症候性てんかん


25 62歳の男性。呼吸困難主訴来院した。 1か月前に呼吸困難出現し、甼してきた。喫煙は30本/日を40年間。体温36.4°C。呼吸数28/分。脈拍104/分、整。 血圧132/86mmHg。心音に異常を認めない。呼吸時に胸郭の動きに左右差を認める。 左胸部の打診は濁音を呈し、 聴診では左肺の呼吸音減弱している。

考えられるのはどれか。

a 気胸 b 肺炎 c 肺気腫 d 無気肺 e 肺塞栓


次の文を読み、 26、 27の問いに答えよ。

45歳の女性。 右膝関節の腫れ主訴来院した。

現病歴 : 6か月前から両側の手首や手指関節痛みだしたが放置していた。 朝起きてから30分間は手足を動かしにくい。 2週ほど前から両膝が痛み、 特に右膝が腫れてきた。

既往歴 : 特記すべきことはない。 生活歴 : 喫煙は10本/日を20年間。飲酒は機会飲酒。

家族歴 : 母が慢性甲状腺炎(橋本病)。 従姉がSjogren症候群。

現症 : 身長155cm、体重45kg。体温36.5℃。脈拍72/分、整。血圧132/74mmHg。 左手関節腫脹と圧痛とがあり、 右膝関節に関節液貯留を認める。 検査所見:尿所見:蛋白(-)、(-)。血液所見:赤血球317万、rib9.5g/di、Ht 26%、自血球11,000、血小板45万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/di、アルブミン3.7g/di、クレアチニン1.0 mg/di、尿酸6.5mg/di、総コレステロール210mg/dt、 トリグリセリド105mg/di、 AST27 IU/t、ALT0 IU/1、アミラーゼ85 IU/1(基準37~160)、 Na137mEq/1、 K3.8mEq/1、Cl 105 mEd/1、 TSH 3.5µU/mt(基準0.2~4.0)、 FT32.6pg/mi(基準2.5~4.5)、 FT40.9ng/di(基準08~2.2)。 免疫学所見:CRP5.8mg/di、 リウマトイド因子(<RF)80 IU/mt(基準20未満)、 CH5055U/mi(基準30~50)、 免疫複合体陰性

26 この病態でみられる身体所見はどれか。

a 指尖潰瘍 b 甲状腺腫 c 耳下腺腫 d 皮下結節 e 蝶形紅斑

27 診断有用なのはどれか。

a 筋電図 b 呼吸機能検査 c 骨エックス線撮影 d 胸部工ツクス線撮影 e ガリウムシンチグラフィ


次の文を読み、28、29の問いに答えよ。

55歳の女性。 右下腹部痛を主訴来院した。

現病歴 ; 5日前から毎日就寝前に右下腹部痛が出現したが、中途覚醒はせず、起床時には軽快するため放置していた。 本日朝は腹痛軽快しないため来院した。 経過発熱はない。便通1回/日。

既往歴 : 18歳時に卵巣嚢腫で右卵巣摘出術、28歳時に帝王切開で出産、37歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。

生活歴 : 特記すべきことはない。

家族歴 : 特記すべきことはない。

現症 : 意識清明体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧102/68mmHg。頭頸部と胸部とに異常を認めない。 腹部平坦で、 ・牌を触知しない。 McBurney点の約4cm頭側を中心に圧痛があり、 同部位に限局して筋性防御と反跳痛とを認める。 かかと落としにて腹痛増強する。

検査所見 : 尿所見:潜血(-)、白血球反応(-)。血液所見:赤血球421万、Hb12.2g/dl、Ht38%、白血球13,000(桿状核十分葉核好中球71%、好酸球2%、好塩基球0%、単球5%、 リンパ球22%)、血小板26万。血液生化学所見:血糖107mg/di、アルブミン3.9g/di、尿素窒素8.6mg/di、クレアチニン0.8 mg/d1、 総ビリルビン0.6mg/di、 AST 13IU/1、ALT 12IU/1、 LDH196 IU/1(基準176~353)、 ALP289 IU/t(基準115~359)、 Na136mEq/1、 K4.6mEq/1、 Cl 6 mE(1/i。 CRP4.8mg/di。腹部造影CT(別冊No2)を別に示す。

28 炎症が進展している部位はどこまでか。

a 消化管粘膜固有層 b 消化管筋層 c 消化管漿膜(臓側腹膜) d 壁側腹膜局所 e 壁側腹膜全体

29 対応として適切なのはどれか。 a 経過観察 b 非ステロイド性抗炎症薬投与 c 抗菌薬投与 d 超音波ガイド下ドレナージ e 開腹手術


次の文を読み、30、.31の問いに答えよ。

19歳の女性嘔気主訴来院した。

現病歴 : 1か月前から早朝および空腹時嘔気を感じるようになった。 嘔気食事により悪化する。 症状軽度日常生活支障をきたしていない。 嘔吐は伴わず、 腹痛下痢および黒色便を認めたことはなかった。 発熱もなかった。 食欲は保たれており、 体重減少はない。通学している専門学校で試験が続き、 ストレスを感じていた。

既往歴 : 12歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。

生活歴 : アパートで一人暮らし。アルバイトはしていない。

家族歴 : 特記すべきことはない。

30 確認すべき項目はどれか。

a 渡航歴 b 最終月経 c 複視有無 d 鮮魚の生食歴 e 関節痛有無

31 現症 : 身長156cm、 体重49kg。 体温36.4°C。脈拍96/分、 整。 血圧110/70 mmHg。 眼瞼結膜に異常を認めない。 心音と呼吸音とに異常を認めない。順部は平坦、軟で、圧痛を認めない。・脾を触知しない。両下腿に軽度の圧痕浮腫を認める。

検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、(-)。血液所見:赤血球370万、Hb10.8g/dt、Ht34%、白血球11,000(桿状核好中球2%、分葉核好中球53%、好酸球3%、好塩基球1%、単球3%、 リンパ球38%)、血小板32万。血液生化学所見;アルブミン4.3g/di、尿素窒素10 mg/d1、クレアチニン0.52mg/di、 AST l8IU/1、ALT16IU/1、LDH289 IU/1(基準値176~353)、Na143mEq/1、 K4.1mEq/1、 Cl liO6mEq/1。 CRP 06mg/di。

追加すべき検査はどれか。

a 尿中ヒト絨毛性ゴナドトロピン測定 b 上部消化管内視鏡検査 c 頭部単純MRI d 便虫卵検査 e 抗核抗体



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Last-modified: 2010-12-26 (日) 17:57:17 (3253d)