a アルコール依存症治療薬のジスルフィラムは、主として肝臓のアルデヒド脱水素酵素を阻害することにより、血中のアセトアルデヒド濃度を上昇させる。
b メシル酸デフェロキサミンは、慢性鉛中毒の治療に用いるキレート剤である。
c ヨウ化プラリドキシムは、有機リン剤によりカルバモイル化リン酸化されたコリンエステラーゼを活性化させる。
d ジメルカプロールは、ヒ素、水銀、鉛など多くの急性金属中毒の治療に用いられるが、鉄やカドミウム中毒には使用不可である。
e フルマゼニルは、中枢性ベンゾジアゼピン受容体に高い親和性を有し、ベンゾジアゼピン系薬物の急性中毒の特異的拮抗薬として用いられる。
1(a,b,c) 2(a,b,d) 3(a,d,e)
4(b,c,e) 5(b,d,e) 6(c,d,e)