眼に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a アセタゾラミドは、毛様体の炭酸脱水酵素を阻害し、眼房水排出を促進する産生を抑制して眼圧を低下させる。
b 塩酸ピロカルピンは、毛様体筋を弛緩させ、眼圧上昇及び遠視性調節麻痺を引き起こすシュレム管からの眼房水の排出を促進し、緑内障を改善する。
c グルタチオンは、水晶体内可溶性タンパク質のSH基が不溶性のジスルフィド結合(-S-S-)を保護に変化して白濁を予防するため、白内障治療予防に用いられる。
d マレイン酸チモロールは、毛様体のアドレナリンβ2受容体を遮断して眼房水の産生を抑制し、眼圧を低下させる。
e 副腎皮質ステロイドは、点眼により白内障や緑内障を誘発することがある。
1(a、b) 2(a、c) 3(b、e) 4(c、d) 5(d、e)