眼に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a D-マンニトールの高張液製剤は、眼圧の下降を目的として点滴静注で用いられる。
b ムスカリン性アセチルコリン受容体刺激薬の塩酸ピロカルピンは、瞳孔括約筋を収縮させるため、縮瞳薬として用いられる。
c 眼底検査のための散瞳には、作用持続の短いコリンエステラーゼ阻害薬抗コリン薬のトロピカミドが用いられる。
d 選択的なアドレナリンβ1受容体遮断薬のニプラジロールは、眼房水の産生抑制を介して眼圧を下降させる。
e アドレナリンα受容体刺激薬の硝酸ナファゾリンは、血管収縮作用が強く、表在性充血の除去に用いられる。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
関連項目:コリンエステラーゼ