薬剤師国家試験 92 238 239 240

問238~240
50歳男性、 身長160 cm、 体重68kg、 定期健診で高血圧を指摘され1年以上前から治療を行っている。 定期受診後、 薬剤師が患者面談を行った。

処方
処方1
ビソプロロールフマル酸塩錠5mg1錠
1日1回 朝食後 60日分

処方2
フルニトラゼパム錠1mg1錠
1日1回 就寝前 14日分

処方3
ファモチジン錠20 mg1錠
1日1回 就寝前 60日分

検査値:
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)26 IU/L、
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)34 IU/L、
γ-グルタミルトランスペプチターゼ(γ-GTP)102 IU/L、
尿素窒素(BUN)20 mg/dL、
血清クレアチニン(Scr) 0.85mg/dL
血清総コレステロール(TC)260mg/dL、
血清トリグリセリド(TG)252mg/dL
血圧:135mmHg/85mmHg、心拍数:80/分

現病歴:頭痛腰痛不眠症、高血圧(時々、頻脈)、逆流性食道炎

嗜好品:喫煙なし、 ビール大ピン2本/日
OTC薬:なし
アレルギー歴、副作用歴:なし
健康食品:時々摂取

問238 患者及び処方についての解説に関する記述のうち、 正しいものの組合せはどれか。

a 患者は高血圧症で頻脈があるため、 アドレナリンβ受容体遮断薬のビソプロロールフマル酸塩を服用している。
b 不眠は血圧コントロール不良の一因となるため、 フルニトラゼパムが処方されている。
c ヒスタミンH2受容体遮断薬のファモチジンは、 過量である
d フルニトラゼパムは向精神薬であるため14日分の処方となっている。
e ビソプロロールフマル酸塩がフルニトラゼパムの代謝を阻害し、 薬効が強く現れる可能性がある

1 (a、 b、 d) 2 (a、 b、 e) 3 (a、 c、 e)
4 (b、 c、 d) 5 (.c、 d、 e)

問239 患者データに関する記述のうち、 正しいものの組合せはどれか。

a 血圧はほぼコントロールされているが、 境界域にあるので、 注意する必要がある。
b BUNが高値を示しているので、 肝機能障害が疑われる
c γ-GTPが高値であるのは飲酒による可能性がある。
d TCやTGが高値のため、 食事に気をつけ、 体重を減らすように指導が必要である。
e 腎機能障害があるため、 服薬を一時中止する必要がある

1 (a、 b、 e) 4 (b、 c、 d)
2 (a、 c、 d) 5 (b、 d、 e)
3 (a、 c、 e)

問240 服薬指導に関する記述の正誤について、 正しい組合せはどれか。

a 自動車の運転等、危険を伴う機械の操作を行わないよう指導した。
b 睡眠薬はお酒と一緒に飲むと中枢抑制作用が強くなるので、 併用しないよう指導した。
c 全身倦怠感や皮下出血を認めた場合には、 ファモチジンの副作用の可能性があるので医師に相談するように指導した。
d セント・ジョーンズ・ワード(セイヨウオトギリソウ)はシトクロムP450(CYP3A4)を阻害誘導してファモチジンの血中濃度を高くするので、 摂取を避けるように指導した

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Last-modified: 2011-12-19 (月) 14:02:52 (2765d)