問146 高脂血症(脂質異常症)治療薬に関する記述のうち、 正しいものの組合せはどれか。
a コレスチミドは、 小腸毛細血管から吸収された後、 食事性コレステロールの吸収を阻害する。
b フェノフィブラートは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)を遮断し、 トリグリセリドの合成を抑制する。
c プロブコールは、 低比重リポタンバク質(LDL)の酸化を阻害し、 動脈硬化を抑制する。
d アトルバスタチンは、 ヒドロキシメチルグルタリルCoA(HMG-CoA)還元酵素を阻害し、 肝細胞表面のLDL受容体発現を増加させる。
e デキストラン硫酸は、小腸において胆汁酸の再吸収を抑制し、肝臓のコレステロール量を低下させる。
1 (a、 b) 2 (a、 e) 3 (b、c) 4 (c、 d) 5 (d、 e)