*イトラコナゾール [#e13a1aea]

商品名:イトリゾールカプセル50咫内容液、注(ヤンセン・ファーマ)

分類 :[[抗真菌薬]]

作用機序(イトリゾールカプセル添付文書より)~
真菌のチトクロームP450([[CYP]])に特異的に作用して、真菌の[[細胞膜]]の主要構成[[脂質]]である[[エルゴステロール]]の[[生合成]]を[[阻害]]する。イトラコナゾールは哺乳類由来のチトクロームP450には影響が少なかった。

**出題例 [#a7b5c1e2]

**その他 [#qb72a639]

|>|>|イトラコナゾールは[[CYP3A4]]及び[[P-糖タンパク質]]に対して阻害作用を示すため、下記薬剤の代謝が阻害され、作用が増強する|
|併用禁忌|<[[QT延長]]>|[[ピモジド]](オーラップ)、[[キニジン]](硫酸キニジン)、[[ベプリジル]](ベプリコール)|
||<[[鎮静]][[作用]][[増強]]>|[[トリアゾラム]](ハルシオン)|
|~|<[[横紋筋融解症]]>|[[シンバスタチン]](リポバス)|
|~|<[[高血圧]][[治療薬]]>|[[アゼルニジピン]](カルブロック、レザルタス配合錠)、[[ニソルジピン]](バイミカード)|
|~|<[[血管]][[れん縮]]等>|[[エルゴタミン]](クリアミン配合錠)、[[ジヒドロエルゴタミン]](ジヒデルゴット)|
|~|<勃起不全薬>|[[バルデナフィル]](レビトラ)|
|~|<抗アルドステロン薬>|[[エプレレノン]](セララ)|
|~||[[ブロナンセリン]](ロナセン)|
|~||[[クエン酸シルデナフィル]](レバチオ)⇒(シルデナフィルと[[リトナビル]]の[[併用]]により、シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ3.9倍及び10.5倍に増加したとの報告がある)|
|~||[[タダラフィル]](アドシルカ)⇒(タダラフィルと[[ケトコナゾール]]の併用により、タダラフィルのAUC及びCmaxがそれぞれ312%及び22%増加したとの報告がある)|
|~||[[アリスキレン]](ラジレス)⇒イトラコナゾールカプセルの併用投与(空腹時)により、アリスキレンのCmax及びAUCがそれぞれ約5.8倍及び約6.5倍に上昇したとの報告がある。|
|~|<[[出血]]危険性増大>|[[ダビガトラン]](プラザキサ)|
|併用注意|[[横紋筋融解症]]|[[アトルバスタチン]]|
||副作用増強|ビンカアルカロイド系[[抗悪性腫瘍薬]]([[ビンクリスチン]])等)|
|~|副作用増強|[[メチルプレドニゾロン]]、[[デキサメタゾン]]、[[ブデソニド]]|
|~|作用増強|[[コルヒチン]]⇒なお、肝臓又は腎臓に障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者には、本剤を併用しないこと。|
|~|血中濃度上昇|[[ミダゾラム]]、[[ブロチゾラム]]、[[アルプラゾラム]]、[[シクロスポリン]]、[[タクロリムス]]水和物、[[ドセタキセル]]水和物、[[サキナビル]]、[[セレギリン]]、[[エバスチン]]、[[ゲフィチニブ]]、[[フェンタニル]]、*[[ハロペリドール]]、*[[ガランタミン]]|
|~|代謝阻害|[[クエン酸シルデナフィル]](バイアグラ)|
|~||[[タダラフィル]](シアリス)|
|~||[[ジヒドロピリジン系]][[Ca拮抗薬]]([[ニフェジピン]]、[[ニルバジピン]]、[[フェロジピン]]等)、[[ベラパミル]]|
|~|血中濃度上昇|[[ジゴキシン]]|
||||
|>|>|以下の薬剤が持つCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、併用するとイトラコナゾールの血中濃度が上昇することがあるので、併用する場合には必要に応じてイトラコナゾールの投与量を減量するなど用量に注意|
|併用注意||[[クラリスロマイシン]]、[[リトナビル]]、[[エリスロマイシン]]|
||||
|>|>|以下の薬剤はCYP3A4に対する阻害作用を持ち、併用すると、相互の血中濃度に影響を及ぼすことがあるので、併用する場合には、必要に応じて本剤又は下記の薬剤の投与量を調節するなど用量に注意する|
|併用注意||[[インジナビル]]|
|||[[ダルナビル]](ダルナビルとケトコナゾールの併用により、両剤の血中濃度の上昇が認められたとの報告がある)|
|||[[カルバマゼピン]]、[[エトラビリン]]⇒これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導により、本剤の肝代謝が促進される。また、本剤のCYP3A4に対する阻害作用によりこれらの薬剤の代謝が阻害される。|
||||
|>|>|下記薬剤との併用により、イトラコナゾールの血中濃度が低下することがあるので、併用する場合には必要に応じてイトラコナゾールの投与量、両剤の投与間隔を調節するなど注意する|
|併用注意||[[リファンピシン]]、[[フェニトイン]]、[[イソニアジド]]⇒これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導により、本剤の肝代謝が促進される。|
|||[[ヒスタミンH2受容体遮断薬]]、[[プロトンポンプ阻害薬]]([[オメプラゾール]]等)⇒酸分泌量低下のため本剤の消化管での溶解性が低下し、吸収が低下することがある。併用する場合には両剤の投与間隔をできる限りあけるなど慎重に投与すること。|
|||[[ジダノシン]]⇒ジダノシンにはpH調節剤が含まれており、併用した場合、胃内[[pH]]の上昇により本剤の[[吸収]]が低下することがある。本剤の血中濃度が低下することがある。併用する場合には両剤の投与間隔をできる限りあけるなど慎重に投与すること。|


***DSU204 [#zed23a96]

その他の副作用 一部改訂

腎 臓: 尿異常、血尿、頻尿、尿失禁、腎障害、腎尿細管障害⇒
腎機能検査値異常(イトリゾール内用液の国内臨床試験において認められた以下の事象を含む:尿中[[β2ミクログロブリン]]増加、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿中α1ミクログロブリン増加、尿検査異常)
腎機能検査値異常(イトリゾール内用液の国内臨床試験において認められた以下の事象を含む:尿中[[β2-ミクログロブリン]]増加、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿中α1ミクログロブリン増加、尿検査異常)


トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS