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第16号 【特集】食欲の秋に学ぶ「糖質のすべて」

  • 最近、ダイエット番組や健康雑誌などで、「糖質」という言葉をよく聞くようになりました。糖質は血糖値やインスリン分泌と密接に関係しており、「血糖値を上げないこと」や「インスリン分泌を促さないこと」などが、血糖コントロールや脂肪燃焼、エネルギー消費などに効果があるとされています。これらの効果が短期間ではありますが、証明されつつあり、糖尿病患者さんをはじめ、糖尿病予備軍の方、そして生活習慣病予防に取り組む皆さんからもひと際注目を集めています。
  • では、「糖質」とは一体どんなものを指すのでしょうか?「糖」と付くから、「甘いもの」と比較的容易に想像はつくのですが、そこに大きな落とし穴があります。そのほかにも、「糖質」と「糖類」の意味の違い、血糖を上げない糖質についてなど、糖質を考える上で、正しく理解して頂きたいことを、今回はクイズなどを使ってご紹介したいと思います。糖質の理解度チェックに役立てて下さいね。

コラム

トコロ変われば・・・県民SHOW

  • 今回は、京都府の「すぐき漬け」についてご紹介します。
  • お漬物といえば「しょっぱい」味をイメージされる方が多いと思います。そんな中で京都の“すぐき漬け”はちょっと個性派です。すぐき漬けは、すぐきと塩だけで漬け込んで作られ、乳酸菌による発酵作用による味わい深い酸味が特徴です。
  • ほのかな甘酸っぱい香りの中に、コクのある酸味、ちょうどいい塩加減、噛みしめるうちに広がる甘味、これらの絶妙な味のバランスをもつすぐき漬け。ぜひ一度味わってみてください。

金沢の郷土料理

  • 今回は「加賀れんこん」について紹介します。
  • 加賀れんこんは、8月下旬から翌年5月中旬まで収穫できます。デンプン質が多く肉厚で、粘りがとても強いため、煮物のほか、れんこんをすりおろしてみそ汁にしたり、エビなどの具材と混ぜ合わせて蒸し上げる「蓮蒸し」などの郷土料理に使用されます。
  • 長期的に出荷されるので、様々なバリエーションで加賀れんこんを楽しんでみてはいかがでしょうか。

秋のレシピ

  • 今今回は食物繊維が多い食材を使った料理を紹介します。
  • 噛み応えがあり、満足感を感じられるので、食欲の秋には食べ過ぎ防止に一役となる、おすすめのレシピです。

栄養相談の日常 ~おでん~

  • おでんは、複数の具材を一緒に煮込むことでうま味の相乗効果が発揮され、美味しさが増します。特にちくわやごぼう天のような「練り物」から出るうま味は、おでんには欠かせません。
  • ですが、練り物は、作る過程で食塩が加えられており、食べた感覚以上に食塩が含まれています。医師から食塩制限が指示されている方、また血圧が気になる方は注意が必要です。

金沢さんぽ ~もみじのお庭編~

  • 金沢さんぽ第16回は、秋のもみじ狩りをテーマにしました。
  • 金沢らしく庭園にあるもみじを愛でて、趣深い秋を感じてみませんか?

お薬のあれこれ 「お薬手帳を上手く使って」

  • 今年の4月から、調剤薬局でのお薬手帳交付が義務付けられました。薬には、先発医薬品とジェネリック医薬品(後発医薬品)があり、1つの先発品に対していくつものジェネリック医薬品が存在し、それぞれに独自の名前がつけられています。ジェネリック医薬品を使われている方は、お薬手帳に先発品の名前も明記して、薬の重複を防ぐようにしておきましょう。

臨床検査技師がお答えします 「インスリンについて」

  • インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンです。食後に血糖値が高くなると膵臓から分泌され、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り込んでエネルギーとして使ったり、蓄えたりします。これにより、食後に増加した血糖値は、インスリンによって速やかに処理され、食事の前の状態に戻り、血糖値は一定に保たれます。

What's CAM? 「夏の疲れ」

  • 夏は日差しが強いため、どれだけ「紫外線対策」+「日焼け後のアフターケア」をしていても、肌はダメージを受けてしまいます。そのダメージは徐々に蓄積され、秋口に入ると肌のかさつきやメイクのりの悪さに現れてきます。
  • 秋の夜長は、そんな疲れた肌をリセットするのに最適な季節。ゆっくりとリラックスする時間を作り、自分磨きをしながら、夏の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

療養相談の窓口から

  • 糖質は甘みだけではありませんので、分かりにくいものもあると思います。まずは原料を考えてみましょう。せんべいやカレーのルー、餃子の皮の原料は?野菜サラダとポテトサラダでは材料が大きく違いませんか?揚げ物の衣には小麦粉やパン粉を使いませんか?
  • 分かっていても「好きな物は食べたい。」「好きな物を我慢するなんて無理!」という人もいると思います。私たちも糖質を完全にゼロにする指導はしていません。要は、量の問題です。糖質の量に比例して血糖も上がることを想像してみて下さい。糖質の禁止・制限ではなくコントロールですから、血糖が上がりすぎないくらいの量であれば、食べても問題はありません。
  • 食欲の秋、みなさんどのように糖質コントロールしますか?対策を立てておきましょう!

紙面イメージ

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