Team DiETが提案する「糖尿病チーム医療」
- これまでにも数多くの糖尿病治療についての書籍は数多く発売されていますが、その中にはインスリンや経口薬の羅列であったり、実践的なメソッドが少なかったりするものもあり、実用的なテキストとして使えない書籍が残念ながら存在します。
- そのため、Team DiETはではこれまでチーム医療で培ったノウハウと金沢大学附属病院が母体という特性を活かした最先端の治療を提案します。
Part1 2型糖尿病治療のめざすところ
- 日本人はインスリンが出にくい-日本人の2型糖尿病の特性
- 2型糖尿病の治療=血管のスローエイジング戦略
- スローエイジングを見据えた糖尿病治療の具体的アクション
- インスリン分泌/補充の観点から-糖代謝と糖尿病薬
- いかに経口血糖降下薬を使いこなすか
- 考える糖尿病薬「インクレチン関連薬」
- Simple-to-the-Best Method-今すぐ始めるインスリン治療
- 使うインスリンは超速効型と持効型だけ
- Bolus Firstメソッド-「食後から下げる」
- Basal Firstメソッド-「空腹時から下げる」
- インスリン抵抗性の観点から
- Simple-to-the-Best Methodのまとめと展望
- 2型糖尿病治療のピットフォールとそれを乗り越える総合的治療
Part2 今すぐ始めるチーム医療
- 今すぐチーム医療が必要なわけ
- いつでも、どこでも、だれとでも-チーム医療の原点
- How to Motivate Your Team?-元気の出るチームの作り方
- Name first-まず名前をつける。形から入ることでめざす医療がみえてくる
- Meet once a week-週に1回は顔を合わせる
- Everybody,be a leader-チームの一人ひとりをリーダーにする
- Changing the world,one person at a time-世界を変えるためには、まず目の前の患者さんから
- Make something-形になるものを作ることでチーム医療を楽しくする
- Look outcome-チーム医療のアウトカムを評価する。スタッフ自身が燃え尽きないために
- Think different-ほんの少し、いつもとは違うように考える。一つ工夫を加えよう
- メディカルスタッフからみたチームビルディング
- Part2のまとめ
Part3 根性いらずのフィットネスメソッド
- 栄養メソッド
- こんな患者さんがいたら・・・
- 「朝食をたべない」
- 「食事量が多い」その①
- 「食事量が多い」その②
- 「食事量が多い」その③
- 「間食がやめられない」
- 「お酒を飲みすぎてしまう」
- 「外食が多い」
- 「食事療法が長続きしない」
- 運動メソッド
- ステップアップ戦略
- こんなことも運動療法
- 散歩から始める運動療法
- 運動療法-だれかと一緒に
- 筋トレをうまく使って基礎代謝アップ
- ながら運動のススメ
- すきま時間を使って運動時間をプラス
- 3日坊主でもいい
- 使ってみよう!巷にあるぞ、いろいろな記録機器
- 運動療法は治療の一つ
- 検査メソッド
- 1年に1度は、「し」「め」「じ」の検査を受けよう!
- その結果よーく見てみて!検査結果の落とし穴
- たかが尿検査、されど尿検査
- HbA1cのピットフォール
- 服薬支援メソッド
- インスリンを打てない患者さんへの対応
- 「血糖コントロール」の意味を誤解している患者さんへの対応
- 「インスリン療法」の意味を誤解している患者さんへの対応
- 「シックデイ」への対応
- 「低血糖」が怖い、あるいは「低血糖」を起こす患者さんへの対応
- 薬を飲まない患者さんへの対応
- オンラインジャーナル Team Approach
- バランス生活コミュニティ NPO Team DiET
編著:
- 篁 俊成
著者:
- Team DiET
出版:
- 株式会社メジカルビュー社